Activity Report
ライタヤ地区カレー作り
お金で買えない価値がある！
ミャンマーライタヤ地区でのカレー作り！！
日本と同じく、ミャンマーでもカレーは子供達に人気のメニューのひとつです。しかし、ミャンマーの中心部ヤンゴンから車で40〜50分走った所にあるライタヤ地区の子供達にとって、カレーは滅多に食べることが出来ない御馳走なのです。今回、我々アジアの翼では、そんな子供達にカレーをお腹いっぱい食べてもらおうと、ライタヤ地区を訪れました。
現地に着くと、早速子供達が物珍しそうに我々の周りに集まってきました。ミャンマーの子供達はとてもシャイです。
カレー作りの最中も、周りで我々の様子をじっと見つめながらもなかなか近寄ってきません。それでもカレーが完成に近づくにつれて、子供達と我々の距離も縮まり、花をくれる女の子や、不思議そうにカメラのレンズを覗き込む男の子など、自然で無邪気な子供達の笑顔に触れることが出来ました。
火を熾し、鶏肉を捌く。不慣れな作業でしたが、ミャンマーの子供達に美味しいカレーを食べてもらおうと、スタッフひとり一人が力を尽くして完成したカレーは、鶏肉と香辛料をふんだんに使った特製のチキンカレー。大鍋の前にはご飯が盛られたお皿を嬉しそうに抱えた子供達が列を作ります。喧嘩にならないよう、スタッフは鶏肉の数を気にしながらカレーを装います。なかには2度3度とお替わりに来る子や、鶏肉を最後まで残す子など、カレーを美味しそうに食べる姿は日本の子供達と全く変わりません。 ミャンマーの強い日差しの下でのカレー作りは、想像以上にハードなものでしたが、美味しそうにカレーを頬張る子供達の笑顔は、我々にお金では決して買うことが出来ない素敵な充実感と、どこか懐かしい暖かな温もりを与えてくれました。
