NGOアジアの翼 Wing of Asia

背中にはがある。
世界げるボランティア

NGOアジアの翼[The Wing of ASIA]

Activity Report

WOMEN'S DEVELOPMENT ASSOCIATIONへの
支援活動2007

支援活動が育んだミャンマーと日本、微笑みの架け橋

我々アジアの翼では、アジア支援活動の一環として、定期的に、ミャンマーの生活保護施設(孤児院)『WOMEN'S DEVELOPMENT ASSOCIATION』に対する支援活動をおこなっています。この施設では、様々な事情で自立した生活が困難な女の子約100人が共同生活をおこなっています。施設自体は、とあるインドの方から寄付されたものですが、彼女達は、ここで織物や綿抜きの仕事をして生活費を稼いでいます。

今回我々は、日本で集めた多くの衣類や絵本と共に鉛筆やノートといった教育物資を寄贈しました。ちなみに我々が訪れる少し前に、現役引退後、世界各国を旅する元サッカー日本代表の中田英寿選手がこの施設を訪れたそうです。サッカーはミャンマーで最も人気のあるスポーツのひとつですから、子供達もさぞ喜んだ事でしょう。

現在この国では、多くの子供達がこのような施設で生活を送っています。ですがそれ以上に、施設にすら入ることが出来ない子供達が大勢います。我々の支援活動では全ての子供達を救う事は出来ませんが、ひとりでも多くの子供が救われるよう、今後も支援活動を続けていきます。

帰り際、彼女達がお礼にとミャンマーで日焼け止めにあたる『tanaka(タナカ)』を作ってスタッフに塗ってくれました。お互い言葉は通じませんが、彼女達と笑顔でかわしたひと時は、我々にとっては何よりもうれしい贈り物でした。