NGOアジアの翼 Wing of Asia

背中にはがある。
世界げるボランティア

NGOアジアの翼[The Wing of ASIA]

Activity Report

ミャンマー ライタヤ地区においての支援活動

誰でも、何時でも、どんな小さな事でも―

近年、ミャンマー政府の経済政策緩和の伴い、日本企業や近隣のアジア各国の投資等が増加する一方で、貧富の差もスピードを増して開いてきております。 ヤンゴンの中心部より車を走らせること約40分、道中にはこれからオープンしようとする工場や、住宅街がならび、ヤンゴン市内とはうって変わったニュータウンのような雰囲気が続きます。しかし、そこからわずか5分進むと、大規模な開発によって住居を追われた人々が暮らすライタヤという地区があります。ここには、学校に行きたくても行けない子供達が約数百名います。理由は教科書が買えない、制服が買えない、家庭の事情、などさまざまです。私たち≪アジアの翼≫では、ここの子供達や地域の人達が有効に利用できて、学んだり交流したりできることを目的とした建物を建設しました。より多くの日本の方々や諸外国の人達がここへ訪れて、たとえ一人でも支援が出来る活動の場として利用されています。ミャンマーの現状を知っていただくと共に、現地の人達との交流を深めていただける場となっています。

ミャンマー

この地域の子供たちが勉強のために通ってくる建物≪学校≫。今はまだ、机もノートも、鉛筆さえもありませんが、近くの大学生の協力を得て開いている、基礎的な授業に子供たちが真剣な表情で聞き入っています。この建物は、学びたくても学ぶことができなかった子供たちや、この地域のたくさんの人たち誰もが自由に利用できる、いわば公民館。ジェイ・トリップツアーと≪アジアの翼≫が協力して寄贈した建物は、地域に手によってさまざまな教育の場として使われようとしています。